屋根塗装で多いトラブルの事例をご紹介②
前回の「屋根塗装で多いトラブルの事例をご紹介①」に続き、屋根塗装で多いトラブルについてご紹介します。
目次
足場工事が極端に安い
以前のコラムでもお伝えしましたが、屋根修理を行う際は基本的に足場を組みます。それは、作業員の安全性の確保のためと作業を円滑に行うためなどの目的があり、人件費や材料費などがかかりますのでそれには費用が必ず発生します。
「今なら足場代を無料にしますよ」、「近隣で屋根修理していてその足場を使うので安くできますよ」なんてうたい文句で工事の契約を取ろうとする業者も中にはいますが、実は別の項目に上乗せしていたり後から請求されたりすることも。
そんなことをする業者は悪徳業者の可能性が高いので、修理費用の相場をチェックし、足場代が極端に安い・足場代費用がないといった場合は注意が必要です。
雨が降っているときにでも工事を行う
雨の日に屋根塗装は絶対に行いません。その理由は主に3つあります。
耐久性が劣る
雨天時に屋根塗装を行うと、当たり前ですが雨水と一緒に塗料が流れます。せっかく塗った塗料が薄くなるので自動的に耐久性が低下してしまいます。
乾燥が不十分で剝がれやすくなる
雨天時には空気中の水分が多くなり湿度があがります。そのような状況で塗装してもしっかり乾きません。乾燥が不十分のまま塗料を塗り重ねても後々すぐにはがれてしまいます。
塗装にムラが出る
せっかく塗装するのですから仕上がりもきれいさも重要です。
雨が降っているときに塗装をしてしまうと、塗料が垂れてしまい乾燥する前に雨があたってしまいムラがでて見た目が悪くなります。
高圧洗浄を適当に行う
工期を短くしコストを抑えるため、高圧洗浄をいい加減に行ったり、中にはこの工程を省く手抜き業者も存在します。高圧洗浄で、古い塗膜や屋根についているカビ、苔、藻など、既存の塗装面に付着した汚れを落とさないまま塗装を行うと塗料本来の力が発揮できずすぐに劣化が進んでしまいます。高圧洗浄をしっかり行うことで、仕上がりにも差が出てきますので重要な工程です。
屋根材のヒビを補修しない
スレート屋根の場合は割れやすくひび割れが起こりやすくなっています。その場合、ヒビを補修しないまま塗装を行ったとしても、後からヒビが浮いてきてしまいます。ヒビをそのまま放置しておくと、最悪の場合そこから雨水が侵入し雨漏りを引き起こす可能性もありますので、この工程を省くことは手抜き業者の可能性が高いといえます。
屋根塗装で失敗しないためにも注意していただきたい点をご紹介しました。
まだいくつかありますがそれはまた次回ご紹介します。
リエイトホームでは、屋根塗装も手を抜くことなく高品質な工事を行っていますのでどうぞ安心してお任せください!