屋根のお役立ちコラム

屋根塗装で多いトラブルの事例をご紹介③

屋根修理の現場

前回の「屋根塗装で多いトラブルの事例をご紹介②」に続き、屋根塗装で多いトラブルについてご紹介します。

塗料を薄くする

塗料ごとに塗布量が決まっています。その基準を守らないと耐久性が低下し本来の塗料の性能が発揮されません。
悪徳業者の中には、塗料を薄めることにより伸びが良くなり手早く塗れることから、材料費や人件費を安く上げるため塗布量を守らないことがあります。
ただ、現場で塗料がどのくらい使われているかを確認することは難しいと思いますので、問い合わせの際やや見積もり段階で塗料がどのくらい必要か、どんな塗料で屋根塗装を行うのか確認するとよいでしょう。

塗料の乾燥時間を守らない

塗料メーカーが定めた乾燥時間を守らず塗装を行うと、密着性が低下し剥がれ等の不具合が生じます。
屋根塗装は基本的に、下塗り→中塗り→上塗りの3工程です。しっかりと乾燥していないのに、次の工程に移ってしまうと、塗膜の形成不良の原因にも。乾燥が十分でないと、塗料本来の性能が発揮されずせっかく塗装したのにすぐ剥がれてしまった、下地ごと補修しなければならなくなった、なんてこともあります。決まった工程を守らず極端に短い工期の業者がいますので、要注意です。

下地補修をしない

屋根塗装では塗装する前に下地処理を必ず行います。
高圧洗浄で古い塗膜や汚れを綺麗にし、クラックと呼ばれるひび割れを補修しします。また、シーリングに問題があれば打ち替えや打ち増しを行います。
塗装する面が汚れていたり損傷したままだと、性能が良い塗料を使って塗装しても内側にある古い塗装が剥がれ新しい塗膜の耐久性が低下しますので、この工程は非常に重要です。

板金屋根の釘を打ち直さない

屋根の上ににある棟板金(むねばんきん)や棟瓦(むねがわら)は、釘で固定されています。
この釘は築7~8年くらい経つと少しずつ緩んで抜けてきてしまいます。
屋根塗装の際に、釘が抜けていたり緩んで隙間ができていたら釘やビスで打ち直してしっかりと固定します。
そうしないと、その隙間から雨水が屋根の内部に入り込み貫板が腐食してしまうことも。そのような状態で放置すると、最悪の場合は雨漏りの原因にもなります。また、強風で飛ばされることもありますので危険です。

以前、リエイトホームで屋根の防水塗装と貫板の交換工事をしたのですが、
佐倉市で貫板交換・屋根防水塗装を行いました
板金部分に打ち付けていた釘が抜けてしまい貫板が腐食している状態でしたので、貫板を交換し板金もしっかりと固定しました。

このような状態にならないためにも、板金の釘が抜けていたり浮きがある場合はしっかりと固定しなければなりません。

まとめ

屋根塗装でトラブルにならないために上記のような点に注意していただきたいのですが、現場を直接見て確認するのはなかなか難しいかと思います。屋根修理や屋根塗装などご依頼の際は、工程や塗料などしっかりと確認していただくことが大切です。また、お見積もりで「屋根塗装一式 ○○○○○○円」など詳細が不明瞭な見積もりでしたら要注意です。

リエイトホームでは、工事のご相談を頂きましたら工事の工程など詳しくご説明しておりますのでご安心ください。

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