施工前の様子

こちらが施工前の様子です。
築年数は20年を超え、貫板は腐食し、棟板金は浮いてしまっていました。
塗装によるメンテンスは以前実施されていたようですが、一部屋根のカケや退色など基本性能が落ちている様子がうかがえます。

施工の様子

1,既存の棟板金、貫板の撤去

まず初めに、既存の棟板金を撤去していきます。

腐食していた貫板も撤去していきます。
棟板金や貫板は屋根の最上部に位置しているため、雨風にさらされやすく、不具合が起こりやすい場所でもあります。しっかり補修していきましょう。

2,貫板の新設

続いて、貫板を新設していきます。
木材の貫板では腐食が進む恐れがあるため、今回の施工では「樹脂製」の貫板を採用しました。
樹脂製ですので、雨水や湿気による腐食を防ぐ効果に期待できます。

3,棟板金の新設

棟板金を新設します。
新しいビスを使用し、しっかり固定していきます。

修理を施していない棟板金との隙間が生まれないよう、重ね部にはぴったりとシーリングを打って丁寧に施工を行います！

屋根の「棟板金」とは？役割や注意すべき劣化状態について

屋根塗装

1,高圧洗浄

屋根塗装にあたって、屋根を洗浄しておきます。高圧洗浄によって汚れやカビをしっかり落とすことで、塗装の密着度を高めます。

2,下塗り、中塗り

洗浄が終ったら、塗装を開始します。
屋根塗装は通常、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3度塗りが必要です。また、それぞれの工程の間には十分な乾燥時間が必要ですが、今回は「タスペーサー」を打っていますので、乾燥時間は短く仕上げることが可能です！

3,上塗り

上塗りを行っていきます！ムラなく、均一に塗ることで綺麗な仕上がりになります。
まさに、職人の腕が光る場面ですね！

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5,屋根材の部分補修

最後に屋根材の割れ部分を補修します。
「このくらい大丈夫」だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、小さな割れでも時間の経過とともにヒビが広がるなど、雨水が屋根内部に侵入するリスクが高まります。小さな割れは、コストを抑えて簡単に施工できますので、傷が小さなうちに施工しておきましょう♪

完工

以上で施工は完了です！
貫板や棟板金の補修はもちろん、屋根塗装も行っておりますので、防水性などの基本性能もあがりました！
これでもう、雨漏りの心配はいりませんね。

担当者からのコメント

この度は、リエイトホームに施工をお任せいただきまして、ありがとうございました。
無事に工事を完工し、お客様にも仕上がりに満足いただけたようで、嬉しく思っております！
今回のように、住宅などの建物はどうしても劣化が進行します。劣化が進むと、雨漏りなどの深刻な被害に陥る可能性もありますので、定期的に点検やメンテンスを行うことが何よりも重要です。屋根の工事には、葺き替え工事だけでなく、部分補修・屋根塗装・カバー工法などの様々な選択肢があります。お客様の状況やご要望に合わせた最適なご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
皆さまからのお問合せをお待ちしております！

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