それでは施工の様子を各工事の工程ごとにご紹介します。

屋根の葺き替え工事　施工前写真

屋根の葺き替え工事前の様子です。

遠目から見たら問題ないように見えますが、2枚目の写真は屋根材の下地で3枚目は漆喰です。どちらもボロボロになって崩れているのがわかります。
このままだと雨漏りするリスクがあるので危険です。

既存瓦とガラ撤去

既存の瓦と木くずなどのガラを撤去します。

下地調整

新しい屋根材を葺く前に下地を調整します。

下地調整をいい加減に行ってしまうと、屋根の仕上がりが悪くなり不安定な状態になってしまいますのでしっかりと行いました。

野地板新設

野地板を新設します。

普段屋根の下にあるものなのでなかなか見る機会はないかと思いますが、屋根をささえる土台になりますので非常に重要な役割があります。

防水シート新設

野地板の上から新しい防水シートを張り込みます。

仮に屋根材の隙間から雨水が浸入してもこの防水シートによって雨水が内部に入るのを防いでくれます。二次防水の役割がありますので、非常に重要な部分です。

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軒先水切り板金・ケラバ板金新設

軒先水切り板金とケラバ板金を設置します。

これらの板金は屋根の水の流れ道です。雨水が滞らないよう適切に排出する役割を担っています。

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屋根材新設

下地ができましたので新しい屋根材を葺いていきます。

今回の屋根材は、ニチハ株式会社のアスファルトシングル　アルマです。
表面に細かい天然の石粒が吹き付けられていて、見た目がとても美しい屋根材です。そして、非常に軽量ですので地震の際の揺れを軽減できますので耐震性が高いのも特徴の一つです。更に、軽量でありながら耐風性や防水性もあってとても優秀な屋根材です。

雨押え板金設置

そして雨押え板金を外壁との取り合いに設置します。

1階部分の下屋根は外壁と繋がっていて、この取り合い部分は劣化して隙間ができやすいことから雨漏りの原因になりやすい場所です。
そのため雨押え板金でカバーし劣化が進まないよう保護しています。

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貫板・棟板金設置

最後に貫板と棟板金を設置します。

板金同士が重なり合う部分にはシーリングを充填し隙間ができないようしっかりと防水処理しています。

棟は屋根の天辺にあることから風の影響を受けやすく、時間の経過とともに棟板金の固定が緩んできます。
もし隙間できてしまうとそこから雨水が入ってゆくゆくは雨漏りを引き起こしてしまいます。非常に大事な部分ですので、手を抜かず丁寧に施工しています。

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屋根葺き替え工事　完工

以上で屋根葺き替え工事が終わりました。こちらが施工後の写真です。

外壁塗装の様子

こちらが外壁塗装の様子です。

高圧洗浄

塗装の前に高圧洗浄機で古い塗膜や汚れ、チリやホコリなどを綺麗に洗い流します。

高圧洗浄をいい加減にするとせっかく塗った塗料がすぐに剝がれてしまったり、仕上がりにも差が出てしまいますので隅々まで綺麗に洗浄します。

下塗り・中塗り・上塗り

水がしっかりと乾いてから塗装を行います。

左からベースの下塗り、中塗り・上塗りです。
工程ごとに塗料が乾ききってから次の塗装を行います。乾かないうちに塗ってしまうと、高圧洗浄と同様に剥がれやすくなったり塗りムラがでてしまい、塗膜が十分に形成されず塗料本来の性能が発揮されなくなりますので時間がかかっても完全に乾いてから行います。
また塗装は三度塗りと言われていますが、塗料メーカーが指定する塗り回数を守って行うことが大切です。

雨戸塗装　ケレン掛け

雨戸の塗装を行う前にケレン掛けを行います。

高圧洗浄で落とし切れなかった隙間など入った細かいゴミや汚れ、錆などを手作業でしっかりと落とします。
この作業を省いて塗装を行うと密着性が悪くなり剥がれやすくなってしまいます。

雨戸塗装

ケレン作業後、塗装を行います。

雨戸も外壁塗装同様、メーカが指定する塗り回数で三度塗りを行いました。

外壁以外の軒天や破風板などの付帯部の塗装を行います。

外壁の塗装が剥がれている場合、これらの付帯部の塗装も剥がれていることがありますので同時に行うことが多くあります。
各部位の名称についてはこちらの記事をご覧ください。

外壁塗装　完工

外壁塗装が終わりました。完工後の様子です。

外壁塗装によって見た目も美しくなり、防水性が向上しました。

雨樋交換工事

雨樋交換工事の様子です。

元々の雨樋はボロボロになって正常に機能していませんでした。
水が適切に排出できないと、外壁に直接水がかかるため劣化のスピードが速まりコーキングも脆くなってしまいます。それが原因で雨漏りを引き起こすこともありますので、穴が開いていたり損傷している場合は修理を行ってください。

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シャッター新設工事

シャッター新設工事の様子です。
工事前はこんな感じでボロボロになっていて窓も割れている状態でした。

窓枠回りも修繕し新しいシャッターを取り付けました。

下屋根と外壁の取り合い部分の修繕

下屋根と外壁の取り合い部分の外壁が剥がれ落ちていましたので、修繕を行いました。
こちらが施工前です。

こちらが施工中の様子です。

ベランダ撤去

2階のベランダは木製で腐食していました。崩壊寸前で現在は使用されていない為撤去しました。

以上で全ての工事が終わりました。

今回の工事で改善したポイント

屋根に関しては葺き替え工事により下地や屋根材すべて新しくなりましたので、新築同様に蘇り雨漏りの心配もなくなりました。また、軽量なアスファルトシングルになったため瓦のように落下の心配もなく耐震性が向上しました。また外壁塗装によって家の見た目が美しくなったほか、防水性もアップしています。
その他雨樋やシャッター、ベランダなど雨漏りのリスクや生活する上で危険を伴う損傷箇所は全て修理を行いましたので、これからは安心してお過ごしいただけるかと思います。

お客様のお声

思い切って屋根を葺き替えて本当によかったです！もし屋根修理を行ってなかったらこの前の地震で瓦が落ちていたかもしれません。本当にありがとうございました！

担当者からのコメント

今回は大掛かりな工事となりましたが、問題のある箇所全て修理を行いお客様にもお喜び頂けたので大変うれしく思います。
家全体に関わる深刻な問題がなかったのでよかったですが、どこかに不具合が発生してからだと他にも問題がある箇所が見つかることも多々ありますので、屋根や外壁は定期的に点検やメンテナンスを行って頂くことでコストも抑えられ長く丈夫に保て家の寿命も長くなります。

この度はリエイトホームへご依頼頂き誠にありがとうございました！
屋根や外壁などの修理やメンテナンスをお考えなら、お気軽にお問い合わせください！

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