千葉県佐倉市にて屋根修理〈アスファルトシングルでカバー工法〉
ご依頼のきっかけと当社からのご提案
千葉県佐倉市のお客様より、屋根が割れてボロボロになって脱落しているところもあるので修理をしてほしいとのことでご相談を頂きました。
現場を見させて頂くと、おっしゃっておられた通りコロニアルが激しく割れていたり脱落している箇所もあり屋根全体が損傷して劣化していました。調査の結果をお伝えし、壊れた箇所のみの修繕や屋根塗装では対応しきれないくらいの状態ですので、既存の屋根材の上から新しい屋根材を施工するカバー工法(屋根重ね葺き工事)での屋根修理をご提案したところ、工事を行うことになりました。
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
ご覧の通り各所で屋根が大きく割れています。このままの状態だと内部に雨水が浸入し雨漏りを引き起こす可能性があり大変危険です。
【スレート屋根編】雨漏りが起こる原因7つと適切な修理方法を紹介
野地板新設
まずはじめに、下地の野地板を既存の屋根材の上から設置します。
ルーフィング新設
次にルーフィングと呼ばれる防水シートを野地板の上に張り込みます。
今回使用したのは、アスファルトルーフィングと呼ばれるものです。この防水シートは密着性と防水性が高く雨漏りから屋根を守ってくれます。
ルーフィングの種類についてはこちらのコラムで紹介していますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
雨漏り防止の強い味方!ルーフィング(防水シート)の種類と特長
軒先スターター・各種板金設置
そして、屋根材を葺きはじになるのスターターとなる役物を設置します。
また雨水をスムーズに排出できるよう水切り板金やケバラ板金を新設しています。
屋根材新設
下地が整いましたので新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用したアスファルトシングルは、瓦やコロニアルなどのスレートと比較すると軽く耐震性が高い屋根材です。また、柔らかい素材なので割れたりすることもなく、防水性や耐久性が高いというメリットもあります。
こちらがメーカーの商品ページです。
参考:アスファルトシングル アルマ
また、こちらのコラムでその特徴を解説していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
アスファルトシングルってどんな屋根材なの?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
貫板・棟板金新設
屋根材を葺き終えたら、次に貫板・棟板金新設します。
棟板金同士が重なり合うところには、隙間ができますのでシーリングで防水処理をしています。
棟板金は雨漏りが起こりやすい部分ですので、不備がないように施工するのが大切です。
下屋根
下屋根も同様に新しい屋根材を葺き、貫板と棟板金を新設しました。
外壁との取り合い部分は劣化しやすい場所なので、雨押え板金を施工しています。
カバー工法(屋根重ね葺き工事) 完工
以上でカバー工法(屋根重ね葺き工事)が終わりました。
施工後の写真はこちらです。
今回の工事で改善したポイント
以前のコロニアルに比べると、割れや脱落の蓋然性が少なくなり、耐久性が向上しました。
また、コロニアルよりもメンテナンス頻度が少なくなりますのでコストを抑えることができます。
担当者からのコメント
屋根は年月の経過とともに気が付かないうちに劣化が進んでいます。被害が大きくなると雨漏りのリスクが高まりますし、その分修理費用も高額になりますので、被害が少ないうちに定期的な点検とメンテナンスが大切です。
また、屋根はご自身で修理は難しく危険が伴いますので、少しでも不安や心配なことがあればご相談ください!
佐倉市から迅速にかけつけ対応させていただきます。
現場住所 | 千葉県佐倉市 |
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施工内容 | 屋根重ね葺き工事 |
使用した屋根材・建材 | アスファルトシングル、アスファルトルーフィング |
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