コロニアルグラッサとコロニアルクァッドはどう違う?それぞれの特徴を解説
佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
屋根を新しくしたいと思った時に、いろいろありすぎてどれが良いのか悩んでしまいますよね?
こちらのコラムでは屋根材についていくつか紹介してきましたが、今回は外装建材の大手メーカーケミュー株式会社から販売されている「コロニアルグラッサ」と「コロニアルクァッド」についてです。同じコロニアルですがその違いについて解説していきますので、屋根材選びの参考にしてみてください。
目次
そもそもコロニアルって?
ケミュー株式会社のコロニアルはスレートの商品名です。
ケミュー社では、スレートを総称して「カラーベスト」と言いその中の商品に「コロニアル」があります。
コロニアルの中でも様々な商品があるのでこの後ご紹介していきます。
コロニアルの種類
コロニアルには以下の種類があります。
- ニューコロニアル
- ニューコロニアルは耐久性の高い商品ですがアスベストが含まれています。アスベストは有害な成分で人体に悪影響を及ぼすので、今は生産中止となっています。
- コロニアルNEO
- 2001年頃から販売されたノンアスベストの商品です。アスベストが含まれていないので安全な屋根材ですが、ひび割れなど劣化がしやすく耐久性に劣るため、こちらも現在は生産中止となっています。
- コロニアルクァッド
- 今主流の商品がコロニアルクァッドです。ノンアスベストながらコロニアルNEOよりで問題だった耐久性も向上しています。
- コロニアルグラッサ
- コロニアルクァッドよりもグレードの高い商品です。
コロニアルの特徴
コロニアル自体の最大の特徴は、安くて軽量なところです。軽いので耐震性があり地震の際の揺れを軽減できます。
また、カラーバリエーションやデザインが豊富なことから、好みの屋根にしたり周りの環境にあわせてデザインすることができます。そして、施工が容易なことから取扱業者も多い点もメリットの一つです。
コロニアルグラッサについて
先程も少し触れましたが、コロニアルグラッサはノンアスベストの屋根材です。コロニアルの商品の中で最もグレードが高く高耐久ということが特徴で、その耐用年数は耐用年数は30年とも言われメンテナンスコストを抑えることができます。
また、グラッサコートと呼ばれる特殊な塗装技術により色褪せしにくいのもメリットの一つです。コロニアルグラッサの中には
- 遮熱性がある遮熱グラッサ
- 石目調のプレミアムグラッサ
- 木目調のグランデグラッサ
などといったラインナップがあります。
コロニアルクァッドについて
コロニアルNEOの問題点を払拭し、耐久性の強い商品として開発されたのがコロニアルクァッドです。現在、スレートといえばこの商品が主流になっています。
コロニアルグラッサと同じく耐用年数は約30年ほどで、その上低価格なことから人気があり、また施工が容易のため取り扱うことができる業者も多く存在します。
ただ、コロニアルグラッサよりラインナップが少ないことからデザインにこだわることができませんので、価格重視の方向けです。
コロニアルグラッサとコロニアルクァッドの違いを比較
双方の特徴を解説しましたが、その違いを表にまとめました。
コロニアルグラッサ | コロニアルクァッド | |
相場価格 | 約12,800~15,800円(/1坪) | 約11,800円(/1坪) |
耐用年数 | 平均30年(環境によって異なる場合あり) | 平均30年(環境によって異なる場合あり) |
カラー展開 | 16色 | 12色 |
デザインの種類 | 13 | 1 |
比較すると耐用年数も変わらないので、大きな違いは価格やカラー・デザインの種類の豊富さではないでしょうか。
という理由から
- デザインにこだわりなくコストを抑えたいなら「コロニアルクァッド」
- ある程度費用をかけてもいいのでデザインにこだわりたいなら「コロニアルグラッサ」
といった結論になります。
まとめ
屋根材選びは難しいものですが、その特徴や種類を知っておくとで選択肢の幅が広がりますし、希望に合ったものを選ぶことができます。
もし、コロニアルをご検討でしたら上記の記事が参考になれば幸いです。
佐倉市のリエイトホームでは、コロニアルをはじめお客様のご要望に沿って、最適な屋根材のご提案をしております。
ぜひ理想の屋根のイメージをお聞かせください!
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