激安足場工事業者にはご用心！相場を知っていれば安心です

2022.09.07

屋根修理

佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
屋根修理など、高所での作業に必ず必要な足場。もちろん足場を設置するために費用は掛かります。でも、どのくらいが相場なのかなかなかわからないものだと思います。中には激安をうたってそれをきっかけに工事を契約しようとする業者もいますので要注意です。
今回のコラムでは、激安足場工事業者に騙されないためのポイントをご紹介します。

1 足場とは？
- 1.1 足場設置にかかる日数
2 足場設置費用の相場
3 こんな業者は要注意！

足場とは？

そもそも足場とは何か簡単にご紹介します。
足場は、家や建物の工事の際に作業員が安全かつスムーズに行えるように設置するものです。主に屋根修理や外壁塗装など、高所での作業の場合は建築基準法で定められていますので必ず設置が必要です。
以前は木材を使用していましたが、最近ではほぼ鋼板と鋼管で構成され組み立てや撤去も容易にできます。

また、足場設置の際はメッシュシートを張って家や建物を覆います。このメッシュシートを設置する目的は、塗料や廃材やホコリなどが近隣にと合ないようにするためです。

足場設置にかかる日数

平均的な戸建て住宅の場合は、足場の設置と撤去に1日ずつかかります。
ただ、悪天候の場合は工事の期間が延びる可能性があり、生活に支障が出る場合もありますので工事を行う前にどのくらいの期間がかかるか確認することをおすすめします。

足場設置費用の相場

それでは、足場設置にどのくらいの費用が掛かるのかご紹介します。
単価は参考価格ですが、おおよそ足場は500～1,000円、メッシュシートが200円ほどですので、あわせて約1,000円/㎡とお考えいただいてよいかと思います。

基本、設置する面積×単価で計算します。また面積の計算は、家や建物の周辺を覆う面積ですので、建物周囲の長さ×高さです。
例えば、建坪30坪（100㎡）の2階建て戸建て住宅で家の外周が縦横10m、外壁から足場を50cm話して設置するとしたら、周辺の長さは11m×4m＝44mとなり、建物の高さが5mだと44m×5m＝220㎡になります。
そうするとこの場合の足場費用は、220㎡x1,000円/㎡=220,000円になります。
意外に高く感じられるかもしれませんが、先述した通り屋根修理や外壁塗装の際は足場は必ず設置しないといけませんので必要な経費とお考え下さい。

屋根修理で足場は必要？その理由と注意しておきたいポイントを解説

雨漏り修理に足場はなぜ必要なの？費用や工事方法からその理由を徹底解説

こんな業者は要注意！

繰り返しになりますが、足場は作業員の安全確保のためや作業を効率的に行うためのもの、更に近隣の建物に塗料などの飛散を防止する役割がありますので、必ず費用に含まれます。
なお足場代の費用は、基本的にどの業者さんでも同じような価格帯になりますが業者の中には、

「今なら足場代無料！」
「キャンペーン中につき足場代半額！」

などといった謳い文句で契約を取ろうとしてくるところもあります。
できれば費用はおさえたいので本当に無料や半額になればうれしい話ですが、実は悪徳業者の可能性が高いのです。
足場には必ず材料費・運送費・人件費などコストが発生しています。その費用をほかの見積もり項目に上乗せしていたり、後になって請求される・・・なんてことも。
また、必要な工程を省いたり足場がきっちり組まれてないなど手抜き工事をされる可能性があります。

屋根修理の大幅値引きのカラクリと悪徳業者の見極め方法

一般的な足場工事費用の相場は、30坪2階建ての戸建てで15～20万円ほどです。
もし極端に安い、無料といったことがあれば要注意！見積もりを取る際は、ほかの項目の相場もチェックしトラブルにならないように気を付けましょう。