こんな症状になってませんか？ベランダの劣化症状と修理方法について

2022.11.15

屋根修理

ベランダの屋根

佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。

ベランダのメンテナンスってついつい後回しになってませんか？
実は、洗濯物などを干すために作られていることが多いので日当たりが良い場所になっています。そのため、雨風や太陽からの紫外線など外部からの刺激を受けやすく劣化がしやすい場所なんです。

今回のコラムでは、ベランダの劣化症状や屋根修理の方法についてご紹介します。

1 ベランダの劣化しやすい箇所
2 ベランダがこんな症状なら要注意
3 ベランダの修理方法
4 まとめ

ベランダの劣化しやすい箇所

まずは劣化しやすい箇所を知っておきましょう。

屋根材

ベランダの屋根に多く使用されているのは、樹脂系のポリカーボネートなやガルバリウム鋼板などの金属素材です。特にポリカーボネイトは、太陽の紫外線により劣化しやすい素材です。また、金属製素材のものでも塗装が剥がれると錆が発生しそこから穴が開いてしまうことがあります。

支柱・手すり

支柱や笠木と呼ばれる手すりは金属製でできています。そのため、雨の影響で劣化し錆て腐食してきます。また、固定しているビスや釘などが緩んでいたりすると劣化が進みます。
ちなみに、ベランダや屋上などについている手すりの上部についている仕上げ材のことを「笠木」といいます。
以下のコラムに、笠木からの雨漏りについて紹介していますので、併せて参考にしてみてください。

笠木がこんな状態だったら要注意！雨漏りする可能性も

外壁との接合部分

ベランダと外壁の取り合いのつなぎ目部分は異なる素材同士を接合しているため、その隙間にはコーキングで防水処理や板金をビスなどで固定し雨水が入り来ないないよう強度を高めています。ただ、この部分は非常に劣化しやすい場所ですので定期的な点検がと補修が必要です。

ベランダがこんな症状なら要注意

もしベランダや家に以下のような症状があれば要注意です。雨漏りを引き起こしてしまい大掛かりな工事にならないためにも、チェックして対応していきましょう。

ベランダの床がひび割れている、剥がれている: ベランダの床面は勾配がなく平坦なため雨水が内部にしみ込まないよう、防水処理が施されています。その防水機能が低下してくると、ひび割れや剝がれてきます。
ベランダがある階下の天井がシミになっている: もしベランダ下の階の部屋の天井がシミになっていたり、濡れている場合は既に雨漏りが進行している状況です。ベランダや手すりなどが劣化し内部に水が浸入している状態になっている可能性があります。
ベランダの手すりがぐらつきがある、錆びている: ベランダの手すりがグラグラしていたり、笠木や固定しているビスや釘が錆びているとその隙間から雨水が建物内部に入り込んで雨漏りを引き起こしてしまいます。非常に脆くなっている状態なので、最悪の場合落下してしまうこともありますので注意が必要です。
ベランダの床に水が溜まっている: ベランダの床に雨水が滞ている場合は、排水溝が詰まってうまく水が排出できていない状態かもしれません。ベランダの排水溝は外に突き出していてゴミやホコリが溜まりやすく、洗濯機からの汚水に含まれた繊維が詰まってしまうことがあります。また、業者の施工不良により勾配不足の可能性もあります。水が滞った状態だと至る所で劣化が進みやすくなります。

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