トタン屋根修理の方法4つご紹介
佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
今回は、多くの家で採用されているトタン屋根についての代表的な修理方法をご紹介します。
ご検討の方はぜひ参考にしてみてください。
トタン屋根とは
トタンは、亜鉛でメッキ加工した金属製の屋根材で、雨漏りしにくく価格も安いことから、これまで多く使われていました。ただ、金属製であるため錆が発生したり、遮熱性がないため家の中の温度があがり夏場はクーラー代がかかるなど、デメリットが多いことから最近ではあまり使用されておりません。
トタンは劣化が早く耐用年数が最短クラスなので、今の屋根材がトタンなら以下の方法でメンテナンスや屋根修理をご検討ください。
トタン屋根修理方法4つ
それではトタン屋根の代表的な修理方法をご紹介します。
葺き替え
トタン屋根を新しい屋根材に葺き替えをする方法です。部分的な補修や屋根塗装で繰り返しメンテナンスしても、結果的にヒビや亀裂が発生してしまいます。このような状況で放っておくと、屋根から雨漏りが発生してしまいます。一時的な補修ではどうしようもなくなった場合は、屋根の全面葺き替え工事をおすすめします。下地も含め全て新しくしますので雨漏りの心配はなくなります。
- メリット
- 下地も含め屋根全体を修繕でき家の寿命が長くなる
- デメリット
- 古い屋根材を撤去するため工数がかかり廃材もでるので費用が高くなる
カバー工法
もとあったトタン屋根の上から新しい屋根材をかぶせて施工す工法です。屋根ごと取り換えるわけではないので、葺き替え工事に比べると工数がかからず費用を抑えられることができます。ただし、下地や既存のトタン自体が劣化が激しい場合はカバー工法は不向きと言えます。屋根の状態がそれほど悪くなく一時的にリフォームしたい場合におすすめの工法です。
- メリット
- 工事の手間がかからず工期が短いほか、費用をおさえることができる
- デメリット
- 屋根の重量が重たくなる、トタンの劣化が激しく下地に問題がある場合は不向き
屋根塗装
トタンは薄い金属板に亜鉛でメッキ加工しているだけなので、時間の経過とともにメッキがはがれて錆が発生します。このような軽度の症状であれば屋根塗装で一時的にメンテナンスが可能です。サビを取り除きサビ止めや防水効果のある塗装をすれば、見た目も美しくなり耐久性もアップします。ただ、サビが広範囲にある、穴があいていたり損傷が激しい場合は適していません。
- メリット
- 低価格で耐久性を維持できる、美観を保てる
- デメリット
- 屋根材に損傷がある場合は適さない
部分補修
トタンの一部が剥がれや穴が開いている場合は部分的に補修(修理)することができます。損傷している箇所のみ修繕しますので、最低限の予算で工期も短くて済みます。トタン屋根をできるだけ長く維持させるためには、定期的に部分修理をしておくことをおすすめします。ただし、補修は一時的なものなのでトタン屋根の損傷が全面にわたる場合や下地に問題があるといった場合、全面的に修理を行いましょう。
- メリット
- 手軽に修繕でき工期も短くコストを抑えることができる
- デメリット
- 一時的な修繕なので根本的な解決にならない
まとめ
低価格で雨漏りにも強いトタン屋根ですが、劣化しやすいといった面があります。
損傷が小さいうちは部分補修や屋根塗装でメンテナスを、耐用年数が過ぎトタンや下地が劣化してしまったら雨漏りの原因にもなりますので葺き替え工事やカバー工法をご検討ください。
リエイトホームでは、トタンの屋根修理やリフォームも行っております。もし劣化が気になるようでしたら現地調査を無料でお伺いしますので、お気軽にお問い合わせください!
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