屋根で寒さ対策！断熱性を高めることが大切です

2022.10.13

遮熱・断熱

瓦屋根と秋の紅葉

佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。

佐倉市では、今週末「佐倉の秋祭り」です。このお祭りの時期になるとすっかり秋だなと感じます。
お天気も今のところよいみたいですね。でも、お祭りが終わって来週末からぐっと冷え込むようですので、冬に向けて家の寒さ対策をそろそろ考えないといけない時期になりました。

ところで、屋根で戸建て住宅の寒さ対策ができることをご存じでしょうか。
エアコンをつけているのに寒い、底冷えするなど寒さでお悩みでしたら、屋根のリフォームやメンテナンスで室内温度を温かくすることができます。
いくつかの対策があるのでご紹介します。

1 葺き替え工事やカバー工事で断熱対策
2 屋根裏に断熱材を施工する
3 断熱塗料で屋根塗装をする
4 まとめ

葺き替え工事やカバー工事で断熱対策

葺き替え工事やカバー工事の場合は、屋根材を新しくできますので断熱性が高いものを選ぶとよいです。
断熱性というと夏の暑さ対策というイメージですが、室内の熱が外に逃げるのを防いでくれます。ですので、断熱性に優れたものは1年を通じて快適な住空間を維持できます。
話は戻りますが、断熱性の高い屋根材というと瓦屋根は非常に優れています。しかし、瓦は他の屋根材にくらべて非常に重いので耐震性という面では劣ってしまいます。葺き替え工事を行う際は、断熱性と軽量で耐震性に優れたものをお選びいただくことをおすすめします。
一方、カバー工事は、既存の屋根の上から新たな屋根を葺きます。それにより屋根が二重構造にな断熱性がアップします。更に断熱性に優れた屋根材を選ぶとより効果的と言えます。

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屋根裏に断熱材を施工する

屋根裏に断熱材を施工すると、屋根部分の断熱性を高めることができます。
断熱材を屋根裏に隙間なく貼り付けていくことで、室内の暖かい空気を維持し温かいな空間を保つことができる最も簡単な方法です。
そして、断熱材にもさまざまな種類のものが存在しています。よく使用されるのは、ガラス繊維でできたグラスウールや、石灰などから作られるロックウールです。防音工事の吸音材としてよく使用されていて、屋根部分の防音性能を高めることもできます。グラスウールは、湿気に強いという特徴から雨が多い地域でよく採用されています。一方、ロックウールは耐火性が非常に高いという特徴があり、火災が発生した場合でも炎が燃え広がりを制御してくれます。

断熱塗料で屋根塗装をする

屋根や外壁に使用される塗料は、近年どんどん高機能になっています。中には遮熱効果や断熱効果がある塗料もありますので、塗装によって寒さ・暑さ対策をすることが可能です。
断熱塗料は、熱伝導率を低くする機能がありますので、冬は室内の熱が外に逃げていくことも防ぎ、夏の暑さを室内に伝わりにくくします。
もし、今お住まいの家の屋根がスレートや金属屋根でしたら、屋根塗装で定期的なメンテナンスをする必要がありますので、その際に断熱性のある塗料をお選びいただくとよいと思います。