コロニアル屋根修理でカバー工法をオススメする理由
佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
屋根修理やリフォームを考えたときに、今の屋根材にどんな工法や屋根材が適しているのか悩まれる方も多いかと思います。
今回のコラムでは、コロニアルの屋根修理でカバー工法をオススメする理由について解説していきます。
屋根材コロニアルの特徴について
コロニアルはスレートの屋根材で、ケイミュー株式会社（クボタとパナソニックの合併会社）から販売されている商品です。
低価格で瓦より軽量なため耐震性に優れコストパフォーマンスがよいことから、コロニアルが多くの住宅で採用されるようになりました。また人気がある屋根材だったため、スレート＝コロニアルというイメージが浸透しました。
ただ、コロニアルには一時期アスベストが含まれていました。アスベストは人体や環境へ悪影響を及ぼすことから、2006年にアスベスト入りの製品が禁止されましたので現在はアスベスト入りのコロニアルは販売されていません。
もしアスベスト入りのコロニアルの場合、屋根修理の際は注意が必要です。ただ、アスベスト入りか判断が難しいので専門業者へ確認してもらったほうがよいでしょう。
ちなみにこちらの記事にスレート屋根のアスベストについて解説しています。
あわせて参考にしてみてください。
石綿の事前調査義務化に伴う屋根リフォームで知っておくべきこと
なお、国土交通省HPではアスベストQ&Aを公開しています。
詳しく知りたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか？
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/Q&A/
カバー工法による屋根修理とは？
カバー工法による屋根修理は、元の屋根材の上から新しい屋根材を被せて施工します。
屋根の下地である防水シートを新しくしますので耐久性が高くなります。ただ、二重になる分屋根の重さが増しますので、屋根材は軽量な金属性のものを使用することになります。
カバー工法に適した屋根材については、こちらをご覧ください。
カバー工法のメリット
カバー工法は古い屋根を撤去する必要がなく、廃材がほとんど出ないためその分コストを安くすることができ、更に撤去作業もないため工期が短くて済みます。そして、工事の解体時にでるホコリもあまり出ず近隣への影響もあまりありません。
また、屋根が二重になるため断熱性や遮音性が高まるといった点もメリットの一つです。
カバー工法のデメリット
先程もお伝えしましたが、屋根の重量が増すため耐震性が低下します。地震で揺れが起こった際は、屋根が重いと重心が上になり揺れが大きくなってしまいます。そのため、カバー工法では重たい瓦屋根は施工することができません。そして、カバー工法の屋根に太陽光パネルを設置をすると屋根の重量が更にアップしてしまいますので、その場合は葺き替え工事をご検討ください。
また、もともとのコロニアル屋根の劣化が全体にわたっている場合や下地に問題がある場合はカバー工法による屋根修理ができませんので葺き替え工事になります。
カバー工法についてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
なぜコロニアル屋根のカバー工法がよいのか？
屋根を新しくリフォームする場合、葺き替え工事とカバー工法という方法があります。
コロニアル屋根でももちろん葺き替え工事は可能ですが、コロニアルにアスベストが入っていた時期がありますので、もしアスベスト入りのコロニアル屋根から葺き替え工事を行う場合は注意が必要です。というのも、葺き替え工事は古いコロニアルを解体して撤去し新しい屋根材を施工するため、アスベストが飛散するリスクもあります。また、処分費用も追加でかかるため費用が高くなってしまいます。そういったリスクを考慮しても根本的にアスベストを取り除きたい、という方は葺き替え工事をご検討されてもよいかと思います。
といったことから、アスベスト入りのコロニアル屋根の場合は、解体の必要がないカバー工法がおすすめというわけです。
ただ誤解のないようにお伝えしておくと、今のコロニアル屋根にアスベストが仮に入っていたとしても、解体でもしない限りは飛散はしませんので通常の生活には問題ありませんので安心してください。
まとめ
コロニアル屋根のカバー工法による屋根修理には多少デメリットも素材しますが、メリットは多くあります。
屋根塗装によるメンテナンスを行ってきたけど、そろそろ耐用年数を迎えるので屋根修理や屋根リフォームをお考えでしたら選択肢の一つとしてご検討されてはいかがでしょうか。
佐倉市にあるリエイトホームでは、屋根の葺き替え工事やカバー工法などの屋根修理を得意としています。
もし今お住まいの家の屋根がコロニアルでアスベストの心配があるようでしたら、調査させて頂きますのでぜひご相談ください！
佐倉市、千葉市、市原市、銚子市、船橋市、館山市、木更津市、君津市、我孫子市など千葉県全域に対応しております。
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