屋根の軽量化で地震に強い家に!屋根材と屋根修理の方法をご紹介
日本は世界の中でも、地震の発生が多い国です。
年々地震の回数が増えてきて、2022年は震度5弱以上の地震はこの半年間で10回も発生しています。
佐倉市がある千葉県北西部でも規模は小さいですが、今年に入って何度か地震がありました。
非常用品を地震に備えてたり家の中の対策をすることも非常に重要ですが、今お住まいの家の耐震対策も大切です。
その対策の一つとして屋根の軽量化があります。
軽量な屋根材と屋根の軽量化をする方法をご紹介します。
屋根の軽量化が必要な理由
日本の住宅は、瓦屋根の家が多くありますが地震の影響を受けやすいとされています。
瓦屋根は非常に丈夫で耐用年数が長く高寿命なのですが、地震の際瓦が落下したりすることもありますし、屋根部分の重量が重いので家屋全体の重心が高くなることで、地震発生の際揺れが大きくなります。
地震で家が倒壊してしまわないためにも、屋根の重量を軽くすることで揺れを軽減することが必要です。
軽量な屋根材とは
屋根材は、建築基準法の基づき「非常に重い屋根」、「重い屋根」、「軽い屋根」に分類しているのですが、土葺き屋根は非常に重い屋根で、瓦屋根は重い屋根、コロニアルや金属屋根は軽い屋根とされています。
コロニアルは軽い屋根とされていますが、瓦屋根の半分くらいの重さです。一方、金属屋根は瓦屋根の1/8~1/10とされ非常に軽量です。
金属屋根は、燃えにく防水性にも優れていることから屋根を軽量化するにはおすすめの屋根材です。
瓦屋根を軽量化する方法
重たい瓦屋根から軽量な屋根材にするには、葺き替え工事が必要です。
葺き替え工事とは、屋根すべて交換する工事です。今ある屋根をすべて撤去し、新しい屋根を施工します。ルーフィングと呼ばれる防水シートや下地木材である野地板の交換や補修もしますので新築同様に蘇ります。
以前、千葉県富里市で屋根の葺き替え工事を行なったのですが、その際は横暖ルーフというガルバリウム鋼板の超軽量屋根材を使用しました。金属屋根の種類は、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、ステンレス、トタンなど様々で特長や価格も異なりますので、ご要望に適したものをお選びいただくとよいでしょう。
まとめ
昔は、地震対策より台風で屋根瓦の飛散を防ぐことが重要と考えていたため、重たい瓦屋根が採用されてきました。
台風の対策ももちろん大切ですが、近年増え続けている地震の対策として屋根の軽量化をご検討されてはいかがでしょうか。
また、現在佐倉市では「住まいの安全・安心リフォーム支援事業補助金(耐震リフォーム工事補助)」の令和4年度申請受付中ですですので、対象の方はぜひご活用ください。
リエイトホームでは屋根の軽量化による屋根修理や葺き替え工事を得意としていますのでぜひご相談ください!
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