台風や長雨の時期に雨漏りを未然に予防!チェックしておきたいポイントを解説
佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
全国的にも秋の季節はは梅雨の時期と同様雨が多く台風も発生します。台風や長雨の影響で、これまで蓄積された劣化が表面化し、突然雨漏りしてしまうなんてことも多々ありますのでご心配される方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、台風や長雨の時期に雨漏りを未然に予防するためのポイントをご紹介します。
目次
屋根からの雨漏りについて
雨漏りは突然起こると思われがちですが、実は経年劣化により気が付かないうちに内部で進行しています。屋根の構造は、屋根材、ルーフィング、野地板があり、たとえ屋根に穴が空いていたとしてもすぐには雨漏りはしません。ただ、問題がある場所から徐々に内部に水が入り込み、時間をかけてじわじわと進行します。天井からポタポタと水が落ちてきた、室内のクロスにカビが発生ているなど、目に見えて表面化してきたときはすでに至る所で雨漏りしていて、結果的に大掛かりな工事が必要になり工事費用が高額になることもあります。そうならないためにも未然に防ぐことが大切ですなのです。
チェックしておきたいポイント5つ
雨漏りの被害が大きくならないうちに対策することが大切ですので、もし下記の症状があるようでしたら屋根修理など早めの対策をおすすめします。
屋根材にズレや割れがある
屋根材は時間の経過ととともに、ズレてきたり割れることがあります。そのような状態で放置しておくと、その隙間から内部に雨水が侵入してしまい雨漏りを引き起こします。
こちらのコラムでは瓦のズレを放置してはいけない理由について解説しています。あわせて参考にしてみてください。
棟板金が浮いている
スレートや金属屋根には、屋根の天辺に棟板金があります。通常、釘やコーキングで固定されているのですが、築10年も経つと板金の固定が緩みはじめそこから隙間ができます。
こちらは、先日千葉県白井市で行った貫板交換工事の事例です。
そのまま放置してしまうと板金が飛ぶ恐れもありますが、内部に水が侵入し貫板の腐食、最悪の場合雨漏りを引き起こす可能性があります。
漆喰の劣化している
瓦屋根では、漆喰が瓦の隙間を埋め瓦を支える大切な役割をしています。もしそれが劣化すると瓦を支えることができなくなり、棟瓦がズレてしてしまいそこから水が侵入します。
コーキングが劣化している
住宅の外壁のつなぎ目や窓枠・ドア枠など、防水のために様々な箇所にコーキングが施工されています。その部分にヒビや亀裂があるとそこから建物内部に水が入り雨漏りしてしまいます。コーキング剤は、劣化がしやすい素材の上日々紫外線を浴び雨晒しになっていますので劣化に気が付いたら早めの補修を行いましょう。
こちらの外部サイトにコーキングの効果をわかりやすく紹介しています。よろしければ参考にしてみてください。
雨漏りの修理はコーキングだけで大丈夫なの?コーキングの効果と施工方法
塗装の剥がれや劣化がある
屋根や外壁の塗装が剥がれていたり劣化がある場合も注意が必要です。特に屋根の場合は、塗装が薄くなって剥がれがあると耐久性や防水性が低下し、表面にコケが繁殖したり屋根材が水分で膨張と乾燥を繰り返し割れてくることも。ゆくゆくは屋根下地にも影響し雨漏りの原因となります。
雨漏り修理と予防方法
劣化状態や症状によって修理方法は様々ですが、代表的な雨漏り修理の方法をご紹介します。
屋根葺き替え工事
屋根の葺き替え工事は、屋根材から下地や防水シートまですべて新しくする工事です。
劣化症状が大きく下地に問題があり雨漏りしている場合は、葺き替え工事によって雨漏りを根本から解決してくれます。屋根からの雨漏りは確実に止まりますが、最も大掛かりな工事になります。
屋根カバー工法
既存の屋根材の上から防水シートを張り新しい屋根材を施工する方法です。
下地に問題がなく屋根材の損傷が多岐にわたっていなければカバー工法による屋根修理がおすすめです。既存の屋根材を撤去しなくて済み、その分工期が短くなり費用も抑えることができます。ただ、劣化症状が激しい場合や瓦屋根には施工できません。
棟板金交換工事・棟瓦積み直し
スレート屋根やガルバリウム鋼板などの金属製の屋根の場合、屋根の天辺に棟板金が設置されています。この部分は時間の経過とともに固定している釘が抜けて板金が浮き、中の貫板を腐食させ雨漏り引き起こしてしまいます。そのため定期的なメンテナンスが必要で、釘が抜けてきたら交換工事を行いましょう。
また瓦屋根の場合は、棟瓦が設置されています。土台の漆喰にも耐用年数があるので劣化症状があれば漆喰の詰め直し、棟瓦の積み直しを行ってください。
屋根塗装・外壁塗装
塗装が必要なスレート屋根や金属製の屋根や外壁は、塗装によるメンテナンスで雨漏りを未然に予防することができます。塗装の周期は8~10年と言われていますので、時期が来たら塗り替えを行ってください。ただし屋根材にも寿命がありますので、時期を迎えたら葺き替え工事やカバー工法などの屋根修理をご検討ください。
雨の多い季節に雨漏りを未然に予防を!
大切な家を雨漏りで寿命が縮まらないよう、早め早めのメンテナンスがとても大切です。
長雨や台風の時期に雨漏りが表面化しないよう、上記のような点をチェックしていただき対策を行うことをおすすめします。
今のお住まいで気になる点がありましたら、リエイトホームが無料で調査点検を行いますのでぜひお気軽にご相談ください。
佐倉市、千葉市、市原市、銚子市、船橋市、館山市、木更津市、君津市、我孫子市など千葉県全域に対応しております。
屋根に関するお困りごとがございましたら、佐倉市から駆け付けますのでお気軽にご連絡ください!
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