屋根のお役立ちコラム

こんな症状があれば葺き替え工事をご検討ください!屋根の劣化症状と工事のタイミングについて

屋根の葺き替え工事を行う様子

佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。

屋根材には様々なものがあり、耐用年数や劣化の症状はその種類によって異なります。一般的に言われている耐用年数や見た目の印象で判断するのは難しいく対処方法を誤ると症状が悪化する可能性があります。そこで、今回のコラムでは代表的な屋根材別の葺き替え工事が必要な劣化症状とそのタイミングをご紹介したいと思います。

葺き替え工事のタイミングを見極めるポイント

葺き替え工事は大掛かりな工事になりますので、一生のうち何度も行わないためそのタイミングを見極めるのはなかなか難しいものですが、ポイントとしては大きく分けて以下の3つです。もし該当するようでしたら葺き替え工事をご検討ください。

耐用年数が近い

屋根材によっては、耐用年数が10年と短いものもあれば50年と高寿命なものもあります。代表的な屋根材の耐用年数はこの後詳しく説明しますが、ご自身の家の屋根にどんな屋根材が使用されていて耐用年数がどのくらいか把握しておきましょう。
また、屋根材本体の耐用年数を迎える前に下地の野地板やルーフィングと呼ばれる防水シートが先に耐用年数を迎え劣化することもありますので、一緒に確認しておくこともおすすめします。

屋根全体の劣化が進んでいる

屋根の劣化症状は、屋根材の種類によって異なります。また家が建てられている環境によって影響が変わってくるため、耐用年数を迎える前に劣化が進行してしまうことも。ですので、耐用年数だけを判断基準とするのではなく、割れやヒビなどが入っていないか状態をチェックすることが大切です。

雨漏りなどのトラブルがある

屋根のトラブルで多いのが雨漏りです。劣化を放置してしまうと、建物内部に雨水が浸入し、天井から水が落ちてくるなど目に見えて雨漏りが発生します。この場合、屋根の防水機能の役割であるルーフィングが劣化し水がしみ込んでしまっていて下地まで到達している状況ですので、葺き替え工事を行わなければならないことがほとんどです。ただ、スレート屋根や瓦屋根の一部だけが損傷している場合は、部分補修で屋根修理が行えることもありますので、状況を見て判断してください。
また、台風や地震などの自然災害時に屋根が損傷する場合がありますので、災害後に屋根に問題がないか点検したほうがよいでしょう。

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スレート屋根の葺き替え工事の時期

粘板岩を板状に加工した薄くて軽い屋根材のスレート。セメントで作られた化粧スレートと天然石で作られた天然ストレートがありますが、安価で施工しやすい屋根材のため、人気が高くスレートといえば化粧スレートを指します。メーカーの商品名ではコロニアルやカラーベストがあります。耐用年数と主な劣化症状は以下の通りです。

スレート屋根の耐用年数

化粧スレートの場合、15~20年が耐用年数とされています。スレートには表面に塗装が施され防水機能を果たしています。塗装が剝がれてしまうと色褪せてきて、スレートが水分を吸収してしまいひび割れやかけてきますので、10年を目安に定期的な塗装が必要です。屋根塗装によって美観を維持できる他、防水機能の回復や紫外線などの外部からの刺激から保護することができます。

スレート屋根の劣化症状

スレート屋根で葺き替え工事を行ったほうが良いと思われる主な劣化症状は以下の通りです。劣化症状が軽度なら部分補修で対応できることもありますが、劣化が複数箇所にあり広範囲にわたっている場合は葺き替え工事をご検討ください。

  • スレート屋根全体が色褪せしている
  • カビや藻が繁殖している
  • ひび割れや欠け、ズレがある
  • 耐用年数を超えている

スレート屋根の屋根修理の時期については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

瓦屋根の葺き替え工事の時期

昔ながらの日本家屋や今でも日本では多くの住宅の屋根に瓦屋根が残っています。
瓦屋根の大きな特徴は何といっても高寿命なところです。ただ瓦自体は非常に丈夫ですが、屋根材の下にあるルーフィングや下地にも寿命がありますので、定期的にメンテナンスを行うことにより長く維持することが可能です。

瓦屋根の耐用年数

瓦にも様々な種類がありそれぞれ耐用年数は違ってきます。セメント瓦については約20~40年、陶器瓦は約40~60年と言われています。瓦そのものは非常に丈夫で耐久性に優れている反面、重量が重たいことからズレてしまったり、飛来物などの衝撃によって割れてしまうこともあります。

瓦屋根の劣化症状

先程もお伝えした通り瓦自体は非常に丈夫ですが、漆喰部分や下地やルーフィングは時間が経つにつれ劣化してきます。部分補修で対応できることもありますが、ルーフィングや下地の野地板に問題がある場合は、葺き直し工事や葺き替え工事をご検討ください。

  • 色褪せが広範囲にわたっている
  • カビや藻が繁殖している
  • 瓦にひび割れが複数箇所ある
  • 全体的にずれや歪みが生じている
  • 雨漏りが発生している

特に瓦のずれについては雨漏りの原因になりかねません。
こちらの記事でもご紹介していますので参考にしてみてください。

瓦屋根のずれを放置していませんか?!雨漏りする危険性も

屋根修理・雨漏り修理は佐倉市のリエイトホームへご相談ください!

ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え工事の時期

最近人気の金属製の屋根材であるガルバリウム鋼板は、亜鉛+アルミ+シリコンを組み合わせた合金です。
非常に軽量で、金属製でありながら錆にも強く耐久性も抜群で優秀な屋根材といえます。
こちらの記事でガルバリウム鋼板の特徴をご紹介していますので、あわせてご覧ください。

ガルバリウム鋼板ってどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数

ガルバリウム鋼板は、約20~30年の耐用年数があります。昔主流だったトタンは錆びやすく耐用年数も短いですが、ガルバリウム鋼板は錆にも強く耐用年数も長いことから丈夫な屋根材の一つと言えます。ただ、やはり金属でできていますので千葉県をはじめとした海沿いなどの塩害被害が起こりやすい立地では、錆が発生しやすく劣化が進みやすいので注意が必要です。

ガルバリウム鋼板屋根の劣化症状

優秀な屋根材であるガルバリウム鋼板ですが、以下のような症状があれば葺き替え工事をご検討いただいたほうが良いでしょう。
もし症状が小さく屋根塗装や棟板金の劣化などがある場合なら、部分補修で対応できますので状況を見て判断することをおすすめします。

  • 塗装が全面的に剥がれている
  • 錆によって変色や穴が複数箇所ある
  • 屋根材が広範囲でめくれいる
  • 耐用年数を超えている

まとめ

今お住まいの屋根にはどんな屋根材が使われているかご存じない方も多いと思いますので、まずは調べておくことをおすすめします。また、その耐用年数や劣化症状を理解することで、部分補修で対応可能なのか葺き直し工事などの大掛かりな工事が必要なのかの判断材料にもなります。

佐倉市のリエイトホームでは、屋根の部分的なメンテナンスから葺き替え工事・カバー工法といった大掛かりな工事まで幅広く行っております。



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