屋根の葺き替え工事は何日でできる?その工程と失敗しないためのポイント
佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。
屋根の葺き替え工事をご検討されている方は、どのくらい日数がかかるのか気になるところですよね?
屋根修理を行う際は、業者の出入りや騒音やご近所の方々への配慮などストレスがたまることもありますので気になって当然です。
工事期間は、屋根の大きさ、勾配、劣化状況などで変わってきますが、今回のコラムではおおよその目安をご紹介したいと思います。
目次
屋根の葺き替え工事とは
葺き替え工事は、古い屋根材や下地を全て撤去して新しいものにする工事です。
新築同様に屋根が蘇りますが、ただ費用が高額になりますのでそのメリットとデメリットを知ってご検討されるとよいでしょう。
葺き替え工事のメリット
- 家の寿命が延びる
- 屋根材を新しくでき、下地の野地板や防水シートのルーフィングも一新しますので雨風や紫外線などの外部の刺激から家を守ることができますのでしばらくは雨漏りの心配もなくなります。
- 屋根の見た目を新しくできる
- 新しい屋根材になりますので見た目の印象をかえることができます。屋根材によっては色やデザインが豊富なものもありますので、家全体のイメージチェンジをすることができます。
- 屋根の軽量化ができる
- 今の屋根が瓦などの重たい屋根材なら、軽量な金属製の屋根材にすることで屋根の耐震性をアップすることができます。屋根を軽量化することで、地震の揺れを軽減することができます。
葺き替え工事のデメリット
- 工事費用が高額
- 屋根丸ごと新しくしますので費用が屋根修理の中では最も高額です。古い屋根材や下地を処分する必要がありその分費用がかかってしまいます。
- 廃材が出る
- 古い屋根材や下地などの処分費用が掛かるということに加えて、屋根の解体時に破片やホコリが待ってしまうことがあります。工事の際はメッシュシートで覆われていますが、舞い上がったホコリによって近隣へ迷惑がかかる可能性もありますので、工事前にはご近所に挨拶をしておきましょう。
- 雨漏りのリスクがある
- 葺き替え工事期間は長くなりますので、もしその期間中で一時的に屋根材を取り外している状態の時に雨が降ると雨漏りしてし舞う可能性がありますので、なるべく天気の安定している時期を選ぶとよいでしょう。
屋根の葺き替え工事の基本工程と日数
それでは、屋根の葺き替え工事の基本的な工程とその日数についてご紹介します。
冒頭でもお伝えしましたが、屋根の大きさや状態、屋根材の種類や職人の数によって日数は変わりますのであくまで目安としてお考え下さい。
足場の設置:半日~1日程度
職人の安全確保のため国土交通省が定めている労働安全衛生法では、7m以上の箇所で作業を行う場合は原則足場を設置することになっています。
平屋の1階建ての建物でも地上から屋根までの高さは4~5メートルほどありますので、屋根修理の際は足場は必ず必要です。
足場が必要な理由については、こちらの記事で紹介していますのであわせてご覧ください。
古い屋根材の撤去:約1日
古い屋根材や野地板やルーフィングなどの下地を全て撤去します。古い瓦屋根だと土葺きの場合が多く、瓦の下には大量の土があり作業が多くかかることもありますので、屋根の状態次第で時間は前後します。
野地板の張り替え:約1日
下地の野地板の劣化状況によって作業時間は変わってきます。もし劣化が少なければ増し張りして半日ほどで作業が終わりますが、重度の劣化状態の場合は約1日をかけて全て張り替えします。
ルーフィング施工:約半日
野地板の張り替え(増し張り)が終わるとその上から防水シートのルーフィングを張ります。この防水シートがあることで、仮に屋根材の隙間から雨水が張り込んだとしても内部の野地板まで届かないように防いでくれています。
新しい屋根材の施工:約3日
屋根材によって施工方法は異なりますが、基本的に雨水が建物に入り込まないように防水処理や雨仕舞を施しながら工事を行います。その際、雨樋の交換や雪止めを設置するといった追加の作業がある場合はその分工期が延びます。
足場解体・清掃:約1日
葺き替え工事が完了したら、足場を解体して家の周りを清掃します。
葺き替え工事で失敗しないためのポイント
屋根の葺き替え工事は屋根修理で一番大掛かりな工事です。安易に葺き替え工事をしてしまうと、費用が思ったより高額になったり工期も長くなることもありますので、葺き替え工事が本当に必要なのか見極めることが大切です。
以下のコラムで、屋根の葺き替え時期について紹介しています。あわせてご覧ください。
そして、屋根の状態によっては葺き替え工事より工期が短くコストが抑えられるカバー工法での屋根リフォームが行える場合があります。判断するポイントについてはこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
長期的に見てその屋根修理は得ですか?建物の寿命を延ばす屋根工事・縮める屋根工事
また、天気が安定している時期に工事を行うことも大切です。
先程も触れましたが、葺き替え工事や古い屋根材や防水シートを取り外します。屋根や防水シートない状態になり、その状態で雨が降ってしまうと野地板に雨が直接当たり最悪の場合雨漏りしてし合うことがあります。ですので、比較的天気が安定している時に工事を行ったほうが良いと言えます。
まとめ
葺き替え工事は屋根をすべて新しくでき、雨漏りの心配も少なくなり家の寿命を延ばすことができますので、これからも今の家を長く残していきたいという方におすすめの工法です。
ただ工期が長く費用が高い工事になりますので、屋根の状態や将来的なことも考慮してご検討されることをおすすめします。
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佐倉市はもちろん千葉県全域に対応しております。
まずは屋根の状態を見させて頂きご要望やご予算をお伺いしてから、最適な工事をご提案しておりますので、葺き替え工事をご検討でしたら佐倉市から駆け付けますので、まずはお気軽にお問合せください!
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