早めの暑さ対策！屋根の遮熱方法をご紹介

2023.04.03

遮熱・断熱

屋根の遮熱対策イメージ

佐倉市のリエイトホーム広報担当です。この屋根のお役立ちコラムでは、屋根修理やリフォームなど屋根に関する情報をお届けします。

毎年夏になると屋根裏が異常に暑い、クーラーをかけているのに全然涼しくならない、そういったお悩みをお持ちでしたら屋根の遮熱対策をご検討されてはいかがでしょうか。
今回のコラムでは、家の中が暑くなりやすい原因と屋根の遮熱方法をご紹介していきます。

1 室内が暑くなりやすい理由
2 屋根の遮熱対策
3 まとめ

室内が暑くなりやすい理由

屋根は直接太陽が当たる場所ですので、屋根の温度が非常に高くなります。夏場の暑い時期になると80℃ほどになることも。もし、屋根自体に遮熱や断熱性がない場合は、その熱が家に伝わり室内が暑くなってしまいます。
ですので、熱が伝わりやすい原因や家の構造を知って対策をすることで厚さを軽減することができます。

では、なぜ家が暑くなるのでしょうか。
答えは簡単で、太陽の日差しや熱が室内に入り込みやすい構造になっているからです。
どのような家が暑くなりやすいのか、その例をいくつか紹介していきます。

金属製の屋根

ガルバリウム鋼板やトタンなど、金属製の屋根は厚みがなく熱が伝わりやすくなっています。そのため、遮熱や断熱性の対策をしていなければ、その熱が直接屋根裏に届き居住空間の室温が上昇してしまいます。

スレート屋根

人気の屋根材スレートは多くの住宅で採用されていますが、屋根材自体が4～5mmほどの薄さのため建物内部に暑さが伝わりやすくなっていることから、屋根裏が暑くなりそれによって室内の温度も暑くなります。

上の階にリビングがある家

リビングなど生活の中心となる部屋は、室内を明るくするために窓が多くなっています。もし、2階や3階にある場合は日差しが室内に入り込みやすく、また屋根裏に溜まった熱が伝わりやすいので室内が暑くなります。

吹き抜けの家

家の天井が吹き抜けになっている場合、室内の空間が広くなりますので夏場は熱がこもりやすく冷房を掛けたとしても効きが悪くなり暑くなりがちです。また、室内に光を取り込むため天窓を設置している場合は、日差しが入り込み室温が上昇してしまいます。

屋根の遮熱対策

室内が暑く冷房効率が悪いといった場合に、屋根の遮熱対策をすることで暑さを軽減できます。
以下のような方法がありますので、ご自身の家に適した方法でご検討されるとよいでしょう。

屋根塗装

もし、それほど築年数がたっておらず屋根材の劣化も軽度なら、屋根塗装で遮熱対策をすることができます。
屋根塗装の塗料には遮熱性を兼ね備えたものもあり、塗装を行うことで屋根表面の温度が15～20℃ほど下げることができ、室内で快適に過ごすことができます。もし屋根塗装によるメンテナンスをお考えなら、そういった機能性塗料をお選びいただくとよいでしょう。
なお、屋根材が耐用年数を迎え劣化が進行している場合は、塗装ができませんので葺き替え工事などの屋根修理となります。

屋根修理・リフォーム

屋根塗装ができない状態の屋根の場合や、塗装よりも根本的に屋根を変えたいといった場合は、新しい屋根材を施工する葺き替え工事やカバー工法（重ね葺き）を行うことにより遮熱対策ができます。
屋根塗装より工期が長く費用も高額になりますが、メンテナンスコストを抑えることができ屋根の寿命が延びます。

遮熱シートを張る

遮熱シートを屋根裏や表面に張ることによって、遮熱用塗料での塗装と同等の効果が期待できます。
大型商業施設や工場によく使用されていますが、一般的な住宅でも施工が可能です。
遮熱シートは断熱性も兼ね備えていることから、夏場涼しく冬は暖かく年間を通じて快適な室内温度を保つことができます。
ただ、施工できる業者が限られていますので遮熱シートによる対策をお考えでしたら対応できるかどうか調べて、問い合わせすることをお勧めします。

まとめ

年々地球温暖化の影響によって夏の暑さは厳しさを増していますので、遮熱対策によって冷房効率が良くなり涼しく快適に過ごすことができますし省エネにもなります。
まだ春先で夏のことをお伝えするのは気が早いかもしれませんが、今からどんな遮熱対策が今のお住まいに向いているのかを調べて頂き、最適な方法で対策をして頂き、暑い夏を乗り切ってください。

人気の屋根遮熱リフォームについて徹底解説

佐倉市のリエイトホームでは、遮熱塗料による屋根塗装や葺き替え工事やカバー工法といった屋根修理・リフォームの実績が多数あります。